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ペットとしてネコを飼うとまずトイレトレーニングをしなければなりません。ネコは元来が狩猟動物でしかも夜行性です。あまりにぎやかな空間での排泄は避けましょう。またネコはトイレの後に砂をかけて隠す習性があります。ペットショップなどで販売しているネコ砂などを敷いてやると割合簡単にしつけることができます。もし可能ならネコを購入したペットショップなどから元々そのネコが使っていた砂を分けてもらって混ぜてやると、自分の臭いが残っているのでより早くしつけられます。トイレよりも手がかかりそうなのが食事トレーニングです。前述したように狩猟動物であるため毎日決まった時刻に食事ができるとは限らず、食べられる時にまとめて食べて次の狩猟までなるだけ動かないで過ごす、という生活をしていたネコは、時を経てペットとなっても本来のムラ食いの習性が本能的に残っています。従ってペットとなった現代でも食事の量にはムラがあります。おまけに子ネコは遊ぶことが大好きです。だらだらと遊び食べをしないように、時間を決めておいて食べない時には片付けてしまって下さい。それから口をつけないからといって、次々と新しい食物を与えることはやめましょう。ネコは食べないでいればそのうち好物が出てくると思ってしまいます。1食くらい抜いても全く影響はありませんし本当に空腹になったら、食べるでしょう。お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、ペットの食事のしつけといいながら、人間の赤ん坊に授乳や離乳食を教える場合と注意する点は同じなのです。

初めてネコをペットとして飼おうと決心をしたならば、ネコを家に迎え入れる前に物心両面のさまざまな準備と覚悟が必要です。可愛いからだとか、みんなが飼っていて流行だから、などという浮ついた気持ちなら、ペットを飼う資格はありません。ネコはわりと飼いやすいペットですが、それでもほったらかしにすることはできません。ネコを飼うということは、そのネコの一生を背負うということです。ネコの寿命は15年から20年です、その間、ネコはもちろん人間も年を取ります。一緒に遊んであげる時間も必要ですし、その20年の間に転居や環境の変化もあり得ます。年を取ってくると動物病院にかかることもあるでしょう。責任を持ってペットの世話ができるのか、自分で、または家族でよく考えることが必要です。飼う決心がついたら次は自分のライフスタイルにあったネコを探しましょう。一戸建てなのか集合住宅なのか、一人暮らしなのか家族で居住しているのか、一人暮らしだとしたら毎日定時には家に戻る生活なのか、留守がちなのか等の多種多様のライフスタイルに最適なネコを選びましょう。ペットショップに行って、ネコを飼うのに必要なペット用品も買い揃えなければなりません。近隣の動物病院や、ペットホテルもチェックしておいた方がいいでしょう。ここでようやくネコを迎え入れるわけですが、精一杯の愛情を注いであげてください。愛情をたくさん与えられたペットは幸せな生涯をおくることができるのです。

子ネコを選ぶには、生後2~3ヶ月が最適だといわれています。これ以上早いと生後すぐに母ネコから引き離されており、ネコとしての社会性や行動の基礎が身についていないことが多く、逆に6ヶ月を過ぎてしまうとペットにしても、人間になつきにくくなってしまいます。また雌雄どちらが飼いやすいかということですが、オスは成長するとマーキングでテリトリーを主張します。この臭いは強烈です。メスだと発情期になると大声で泣きます。どちらも近所迷惑になる場合がありますし、避けたいのであれば動物病院できちんと避妊手術をしておきましょう。これで性的な行動はかなり抑えられます。数多くの中からペットにする子ネコを選ぶ時は四肢がしっかりとしていて、人なつこく、また毛並みが美しく、太りすぎずやせすぎていないネコを選びましょう。ペットと飼い主として一緒に生活をするのですから、相性のいい子ネコを選びましょう。次に必要なグッズですが、まずトイレ容器と臭いをよく吸収する砂、専用の寝床、ペット用の寝床でなくてもバスケットや段ボール箱でもかまいません。食事用の食器も必要です。餌用と水用と2つ用意しましょう。あとは爪とぎ器とお手入れ用品、これは毛の長さによって変わってきます。さらに子ネコは遊ぶことが大好きです。おもちゃも揃えておきましょう。これらは全てペットショップやホームセンター等のペットコーナーで揃えることができます。準備が完了したら子ネコを迎えに行きましょう。

ネコも深刻なメタボリックシンドロームの問題を抱えている、というと笑われそうですが、人間と同様ペットもグルメの時代です。しかも室内用ペットとして飼われているネコが増えている昨今では、肥満のペットたちが増えているのです。種類にもよりますがネコの体重は大体3~5kgです。5kgを大幅に超えていたり、明らかに下腹部が下がっている場合は肥満です。ペットが肥満になる原因ですが、まず食事、次に運動不足、さらにストレスが挙げられます。ネコの食事は量より質です。可愛いからといって好きなだけ餌を食べさせていたらすぐに太ってしまいます。また、おやつの与えすぎも良くありません。ほんの少し、ネコが楽しむだけの量があれば十分なのです。去勢・避妊手術をしたネコは発情期に費やすエネルギーが不要なため、普通の食事の量でも肥満になりやすいので注意して下さい。第2の原因についてはこれは室内飼育のペット全体に言えることで、これについては毎日の運動と、頻繁に体重をチェックして管理することで解決できるかと思われます。最も大変なのが最後のストレスで、これもペットの現代病の一つです。これはストレスの原因を明確にして対処していきます。運動不足なら運動をさせなければなりませんし、相手にされていないと感じているのなら愛情を注いで遊んであげなければなりません。逆にかまわれすぎてイライラしているようなら、少し距離をとる必要があります。人間の肥満とペットの肥満、原因も解決法も非常に良く似ているのです。

ネコは肉食の動物です。日本人は何となくネコといえば魚を食べる、と連想しがちです。もちろん魚は好物ですが、外国では魚よりも肉を食べる動物だととらえられているようです。これは外国では日本ほど魚を食べない、ということも関係していると思われます。まだペットとなる前の野生のネコ時代は鼠や鳥を主食としていました。肉だけではなく、骨や内臓も一緒に食べることによって必要な栄養を得ていたのです。ペットのネコも必要な栄養素は同じで、タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルの5つです。肉、特に高タンパク、高脂肪が重要です。もしも家庭で手作りの食事を与えようと思っているなら、栄養のバランスを考えなければなりません。キャットフードはバランスのとれた、ペットのための総合栄養食品で、5つの栄養素を含んでいます。手作り食が愛情が深くて、キャットフードは手抜きではないか、と思っている方もいるかもしれませんが、決してそうではないのです。本当にペットの身体のことを思うのなら、上手にキャッフードを利用して、時々は手作り食を与えてやれば十分だと思われます。ペット社会の現代、実に多くのキャットフードが販売されています。主食ばかりでなく、おかずともよぶべき副食や、ネコ用のおやつもあります。ネコの食事で大事なことは、量より質ということです。ペットフードだけでは物足りないからと肉や魚を付け足してやることは、決してネコのためになりません。ペットの肥満の原因になるのです。

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